読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

今日も風に流されて

流行などに流されながら色々と

MENU

裏サンデー連載投稿トーナメントについてざっくり振り返る

web マンガ

f:id:pikatyou:20170218013942p:plain



突然ですが、小学館webコミックサイト「裏サンデー」、同マンガアプリ「マンガワン」をご存知でしょうか。
urasunday.com

「なんか作者が炎上してたな」やら「アプリのCMやってたっけ?」と心当たりのある方もいるかもしれません。
作者があるゲームの嫁ポケパでの対戦を批判して炎上したり、作者がはるかぜそよそよbotになってたり、作者が結構目立つこともあるのですが……。
え?同じ作者?オカベ…?誰のことだかよく分かりませんね……?

そこで今までに6回連載作品を決める投稿トーナメントが開催されています。
私は、ニコニコのブロマガでそちらの感想記事を書かせていただいています。
最近、結構感想をご覧になられている方もいることを知りまして、どうせならはてなブログでも触れておきたいなと考えていましたので、そんな話をしたいなーと思っています。


そもそも連載投稿トーナメントってなんだ?

早速ですが、本当にこれはごもっともなお話ですので、簡単に説明したいなと思います。


連載投稿トーナメントは、2013年に始まった、連載作品を決めるための催しです。
1回戦、2回戦、決勝戦と3つのレギュレーションで行われ、作品の1話から最大3話までの作品の中から面白かったものに投票、その数が一番多い作品が優勝となる仕組みになっています。
今では、ジャンプ+でも連載グランプリと銘打った読者投票込の賞も行われていますが、こちらは最終的な連載決定以外は、投票は全て読者のみ。
つまり、読者が面白いと思った作品が勝ち進み、連載を勝ち取るというまさにサバイバルな環境となっているのですね。
優勝作品は作品の連載権が手に入りますし、それ以下の順位でも所謂”拾われる”といった具合に連載作品の準備や別作品での連載が勝ち取れる賞となっています。

最初に開催されたときは非常に斬新な仕組みで、そもそもがweb漫画サイトである「新都社」出身の作家を引き抜いたりといった具合で成立した連載陣のサイトなだけに、注目度も高く、3桁を超える作品が集まるなど、作品数はどの回数のトーナメントでも多く集まっています。


トーナメントを勝ち抜いた優勝作品たち

既にこのトーナメント、先日までの開催までの6回行われています。
つまり、優勝して連載を勝ち取った作品が6つあるということ。
それでは、どんな作品が揃っているのかをチェックしていきたいなと思います。
・・・まあ、チェックするというからには、最終的にはどうなったかも触れますね??
(あと敬称略です。ごめんなさい)


第1回 『無言∞回路』三倉和幸

裏サンデーのトーナメント決勝の感想をしてみる: やよいのうぇーぶろ! - ブロマガ
当時のブロマガの記事を見ながらなのですが、とにかく決勝に残ったメンツ自体が濃い。
後に裏サンデーの看板クラスとなるスバルイチ先生に加え、「あ、この人知ってる」と今なら自信を持ってざっぐり語れる作者もいます。
そんな中で最後に女神が笑ったのがこちらの作品でした。第1回だったからこそできた実質禁じ手に近い完結させるという内容は結構読者を騒然とさせていたことを思い出します。
三倉先生はそれ以前に新都社で連載していた「禁欲ボレロ」で知っていまして、「やっぱりこの人の女性キャラいいわぁ……」と惚れ惚れしていたのは今更ながら白状しておきます。

ただ、連載権を手に入れるも連載にいたることはありませんでした。
ちょっと色々な事情がありまして、ね……?
連載獲得から1年以上経ってからの、連載取り止めとなって以降はあまり情報を入れていないこともありましたので動向を見ていなかったのですが、
また活動を再開しており、昨年はジャンプのストキンで努力賞をもらったとのこと。
活躍の場は違っても、頑張ってほしいものです。

 

第2回 『懲役339年』伊勢ともか

第2回裏サントーナメント決勝戦の感想をしてみる+α: やよいのうぇーぶろ! - ブロマガ
後々から見てみると、決勝戦のメンバーのうち7人はその後どこかしらで商業連載をするという脅威のデビュー率。

そんな中圧倒的な力で優勝したのがこちらの作品でした。
第一話から「面白い」「優勝候補」と言われそのまま走りきり、期待されました。
……されました……が。
そんな作品でしたが商業の舞台となると、なかなかの苦戦。
第一巻の表紙が盛大なネタバレを噛ましたこともやらかしてしまったことの一つでしょう。
元から短くも長くも出来るようにはしてたのかな、とは思うのですが正直「どうしてこうなった」と言った幕切れになってしまいました。
とはいえ、絵のクオリティならもっと上の人もいたものの見やすい画風なのもあり、まとめ読みするにはお勧めできる作品です。


第3回 『堕天作戦/虚空処刑』山本章一

第3回裏サントーナメント決勝戦の感想をしてみる: やよいのうぇーぶろ! - ブロマガ

第2回のデビュー率の高さが反響を呼んだのか、前回を上回る作品が集まりました。
その中で開始前から優勝候補と名高かった作品を抑えたのがこの作品なのですが、読者投票としては一度トーナメントで破れたという異色さ。
一回戦では他の作品と比べてかなり癖のある感じもあり、惜しくも投票では漏れるも競っていたこともあり編集枠として返り咲き。
そこからの怒涛の巻き返しでした。
しかも読み返せば更に「おおっ」とさせてくる伏線の巻き方。
山本先生は元々漫画on Webという「ブラックジャックによろしく」で有名な佐藤先生がやっているサイトで作品を公開していました。
それが、この大逆転劇になるとは……。
この第3回は、ランキング上位の作者が何かしら裏サンデーで連載をするなど一番活躍している人の多い回だと思っています。
そんな中優勝したのですが、兼業作家ということもあり、優勝作品では唯一の月刊連載。
単行本の出るペースも遅いのですが、毎月読者を楽しませてくれています。
昨年ジャンプ+で連載が始まるとともに話題を席巻した「ファイアパンチ」の主人公アグニと同じ不死という主人公の存在から、こちらもひっそり注目されていました。
一部の人は「ファイアパンチより堕天作戦の方が好き」との声も。


第4回 『電流少年』庭猫もる

第4回裏サントーナメント決勝戦の感想をしてみる: やよいのうぇーぶろ! - ブロマガ

トーナメントという舞台では、外部での宣伝も一つの重要なステータスとなります。
庭猫先生は元々界隈では人気のある作品を作っていたそうで、そのファンへの宣伝が連載への鍵の一つにもなっていました。
そんなこともあり、当時は割とファンを率いて参戦してくるスタイルに否定的な人もいました。
連載自体はほんわかとした作品で、箸休めといった雰囲気だったのですが、イマイチ伸びきらなかったのでしょうか。
結局2巻を出すのみで終了してしまいました。
「家電女子」と男性向けで家電擬人化があったのでいいジャンルだとは想ったのですが……。


第5回 『給食の時間です。』飯田

マンガワン連載投稿トーナメント2016の感想をしてみる(決勝戦): やよいのうぇーぶろ! - ブロマガ

第5回は、マンガワンでの開催となりました。
とは言っても、投票が出来ないだけで裏サンデーでも読める形態になっていまして。
ただ、スマホ向けなので操作性の違いが印象的でした。
スマホ向けマンガという方向性が重要になってくる中で、優勝したのが意外なジャンルの作品。
給食をテーマというポイントは、私も「懐かしい」と感じさせてくるのもあって気になる作品になりました。
飯田先生はなんとお母様もマンガ家、というかグルメマンガも描いたことがあるそうで
まさに親子を感じさせてきます。
親子でマンガ家に、というと今浮かぶのは先日衝撃の展開でネットで話題を呼んでいた「ど根性ガエルの娘」を思い出しますが、
こちらはそんな要素もない優しい雰囲気の作品。
単行本売れるのかなーと心配にもなったりしますが、今の世の中は電子書籍やアプリ収益もありますものね。
連載としてはまだまだこれから続いていくと思いますが、長くやっていって欲しいです。


第6回  『1000円ヒーロー』焼き芋ガンダム斎藤

第6回マンガワン連載投稿トーナメントの感想をしてみる(決勝戦): やよいのうぇーぶろ! - ブロマガ

さて、先のトーナメントで優勝したのがこの作品でした。
そこで起こったのが第4回を思い起こさせる流れ。
そもそも、同作は新都社で連載されている作品です。
それもあり、ファン層を持ち込んでいるのでは、という憶測から悪印象を持つ人もいました。
さらに、拍車をかけたのが、作品自体が「ワンパンマンを彷彿とする」という要素。
主人公(ヒーロー)が圧倒的な力を持っていて簡単に敵を倒せるがちょっとした事情などで力を易々と出そうとはしない、
……と確かにワンパンマンが浮かびます。
しかも裏サンデーにはそのワンパンマンを生み出したONE先生当人がいる。

確かに、よい印象を持たない人が出るのも仕方ないでしょう。
ただ、そんな逆風をもろともせず、3話できっちりしめてくるのは非常に好印象でした。
連載となる以上、劣化ワンパンマンの称号からは抜け出せないとは思うのですが、それをはねのけてくれることを楽しみにしています。



以上が、各優勝作品ですね。

そもそも何で振り返ったのか?

今回、まとめとして振りかえりをさせて貰ったわけですが、そもそもなんでそれをしたのか?
単に記事のネタがほしかったから、というわけではありません。
もちろん記事のネタと時間がほしいのは事実なのですが、本質は別にあります。

と言いますのも、物書きとして原作者としての活動をやりたい、と考えたからです。
(以下しばらく回顧録です、読み飛ばす方は次の大見出し「要はマンガ原作者になりたい」をどうぞ)

募るマンガを作ることへの憧れ

とにかく、マンガを読むことは昔から好きでした。
また、まさに山なし落ちなし意味なし、といった具合でしたが、幼少期にはマンガをノートに描いていました。
多分まだ残っているはずではありますが、是が非でも開きたくはないですけどねて……。

とはいえ、絵が上手いわけではないこともあり、次第にマンガを描くことへの憧れは薄れていきました。

その代わりに浮上したのが物書きとしての知名度。
二次創作とはいえ、自己表現の一つとしてはじめました。
それもありまして、高校では文芸部に。
……単にパソコン部がなくてその代わりにパソコン出来そうだという理由が第一でしたがそれは置いときましょう。

次第に拗らせワナビ

その文芸部で、とても意識の高い同級生と知り合いました。
最初の時点で「本を出す」と話していまして、最終的には卒業前に自費出版で出すという有言実行。
その人を見て「小説家か、いいな」と次第に拗らせていきます。
それから一年もたたない頃、偶然テレビで見たアニメをきっかけにライトノベルにのめり込み、
加えてニコニコ動画スクールデイズのバッドエンド動画にのめり込み、
気付けば「よし、私もラノベ作家なりたいな!」と立派なワナビになってしまったのです。
とはいえ、賞に出せるほどの長編を書いたこともない私は話のネタだけはとにかく考えてストックしていくだけで賞に出しもしない、言うならばクソワナビへと成長していきました。

結局、学生時代に賞に出すこともなくクソワナビの私は段々熱が冷めていくのでした。
一方大学時代には別のことにも興味を向けるのですが、それはまた別のお話。

Webコミックという世界に踏み込んでからの再燃

そんな大学時代、裏サンデーといサイトが出来ることを知ります。
正直なところ、その告知の画像で「まーたこの会社畑先生で読者釣ろうとしてる」という反応だったのですが、その後は最初の更新から今に至るまで読者として生きています。
元々、インターネットでのWebマンガは二次創作含めて読むことが多かったのですね。
今は亡き「アサメグラフ」から飛んで読みにいった作品……
擬人化ポケモンの作品「サトピカ」という作品や、オナニーマスター黒沢
また新都社では、「K」やら先に触れた「禁欲ボレロ」、はたまた「エログロリ」やなど読んでいたわけです。
(※偶然にも、裏サンデー連載陣の作品は読んでなかったのです。基本的に気に入った作品のヘビロテが原因です)

そんなこともあり、アンダーグラウンド感が溢れることに何かしらの期待感を持っていたのでしょう。というより、当時の本誌に見切りを付けかけていた、とも言えそうですが。

ちょっと話が脱線しそうですので戻しましょう。

そんな中、行われたのが連載投稿トーナメントでした。
ちょっとしたお祭りください感覚もあり、全作品を読みながら光るものを感じつつ楽しんでいました。
「どうせだしこの楽しさを皆にも読んでもらいたいな」と考えたのがブロマガでの感想記事になります。
当時こそ、「とは言っても読む人少ないだろうなあ」という考えでいましたが、
何回目から覚えていませんが、ある時の開催期間中に見覚えのあるアドレスを見つけて「ファッ!?」となったことを覚えています。

トナメ記事の継続とマンガ原作者への憧れ

既にアドレスが某所のトナメスレに貼られた頃には定期化していたのですが、トナメ感想記事はやらないとなあ、という思いもありまして、継続に至ることになります。

一時は一回戦から決勝戦まで、全ての作品に感想をつけることもありました。
「出来たら時間があるのなら全作品感想を言いたい」という思いがありました。
就職後はトーナメント一回戦での期間短縮等もあり全作品感想出来ないのが悔しいなとも思っていますが、
トナメスレに現れる「全作品感想」をされる方は本当にスゴいなと思います。
厳しいところはビシッと言われるのも、自分にはできない芸当です。

さて、第2回以降となると、原作と作画の分業をしている作品も特に見かけるようになりました。
それをみていて、「私は絵が下手だけど、こういうのもありだな」と思うようになります。

そこで、マンガ原作者としての思いが芽生え始めるのです。
一方で、「絵が下手でいいから作品出してみたいな」という考えもありました。

それをトナメが回を重ねるたびに思いを募らせて、結局……という現状にいたるわけです。

要はマンガ原作者になりたい

色んなマンガ作品を読んでいて、小説家を目指すワナビとしての性なのか、作品に影響された「話のネタ」が頭を巡ります。
脳内で、やりたいことをかき集めて、それを一本の形にしていく……という流れで脳内だけの作品が出来ていきます。
ただ、アウトプットに問題があるのですね。

それを解決できる、アウトプット出来るのではないだろうか。
私はそれをマンガ原作者という存在に頼りたくなっていました。

私のいろんな意味で敬愛するマンガ原作者に戸塚たくす先生という方がいるのですが、
彼は「アイデア帳」とも呼ばれたほどの展開を作品内で繰り出していました。
それが、作品にどう影響を与え、作品がどんな末路を迎えたのかはまあ、今回は触れないでおきますが……。
ただ、非常に奇抜で斬新なアイディアはまさに脱帽ものだと思っています。

マンガ原作者になりたい!

そう思い続けるだけでは意味がなかろう、と流石に気付いていますし、やらなければ後悔しきれません。
ならば、やろう、と思いこのタイミングでの決意表明をしました。

ただし、マンガ原作者となると壁は非常に高いもの。
調べなくとも分かっていますが、調べると更に痛感させられます。
加えて、私はただでさえマンガ家志望としては知名度もないし実績もない。
そんなので人が来るのだろうか?と考えました。

だがしかし、それで尻込みしていては変わりがないわけです。

脳内に張り巡らされた十数作にも及ぶネタに、通算1050作以上の投稿作品を読んだ経験を武器に出来るのでは、と考えたりもしています。
それらが活用しきれるかはさておいても、やらないで後悔はしたくないな、と。

漫画製作の相方(作画)を募集する

流石に完全に他力本願なのはどうかと思いますし、まずはマンガ原作として賞に出そうという目標を立てました。
並行して自力で何らかの形を残したいなとは考えています。
また、是非とも一緒にやってみたい、という方がいましたらご連絡いただけたらと思います。
「話だけでも」という方もどうぞ。というか、話しましょう(迫真)
いっそ「漫画をかくけどちょっと相談というか聞いて欲しいことがある」といったことでも結構です。

余談

上では、他力本願はどうこうと言っているものの、もう滅茶苦茶に他力本願という矛盾が発生しています。
流石に、自分でもネットを活用して探したいな、とは思っていますが……。


と、思いつつ参考に上げる作品を探していました。
すると、謎のあらすじと第一話と銘打った作品がありました。
あれ、何の作品だろう、としばらく考えて思い出しました。

スクールオブロックでやってた蒼き賞だ!

そういえば、高校三年の冬、受験勉強をサボって書いていました。
結局ノミネートに掠りもしなかったのですが……。

あれ?
ということは……。


話のネタだけはとにかく考えてストックしていくだけで賞に出しもしない、言うならばクソワナビ


賞に出しもしないクソワナビじゃなかった。


さらに余談

流石に各方面からリツイートやら掲示板での反応やらあるのですが、私も待つだけなのは話にならないのはわかっていました。
というわけで、ペンタブ買いました。夏に向けて「見れる下手さ」ぐらいにはしたいところです。