今日も風に流されて

流行などに流されながら色々と

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ダテコーのtwitterでの炎上を考える

まあ、いつか起こるとは思ってました。そういう人だから。

togetter.com

正直なところ、「あーなんか燃えてるみたいだなー」としか捉えてなかったのですが、根は深そうなこの問題。
ちょっとざっくり考えていきたいと思っています。

そもそもダテコーis 誰

詳細はぶっちゃけwikipediaを見たほうが早いのでリンクを貼っておきます。
石ダテコー太郎 - Wikipedia

芸人から構成作家に転進後、2010年代になってからアニメなどの脚本演出でも活躍。
gdgd妖精s」や「直球表題ロボットアニメ」、そして「てさぐれ!部活もの」などでは脚本・演出、後者二つでは監督も兼任していました。
大人の事情(←ここ最重要です)でヤオヨロズを離れた後は、昨年「魔法少女?なりあ☆がーるず」を手がけるなどの実績があります。
現在は自らが立ち上げた「バウンスィ」の代表を務めています。

今回の炎上した案件を振り返る

正直このブログを書くまで「とうとう発言で批判されたようだ」という感じにざっくりしか読んでいなかったのですが、
発端はこの発言でしょう。

https://twitter.com/ISHIDATE_Kotaro/status/841682357946015745

これは流石に火がつかないわけもないな、と思っています。
これをそこらへんの一般人が言ったとしたら、燻るぐらいで終わるでしょう。
この下りから発言されたことを解釈すると「一流のクリエイターは金に文句を言わない」というところでしょうか。
うーん、これは過去の流れを踏まえると、根が深い話の様子。

そもそも炎上は必然だった

最初に「いつか起こるだろうと思った」と記したとおり、本人のツイッターやブログを通して、いつか炎上するなとは感じていました。
実際言いたいことは分かるといえることでも言い方の問題もあり、一部のファン層からは眉をひそめられていた印象が強いです。
それだけに、今回の剣は当然の流れだと考えています。

石ダテコー太郎氏の経歴に関しては上でざっくり触れたのですが、過去に二度、自身の肩書きを殴り捨てたことがあります。
二度目は別の見出しで触れますが、どちらも大人の事情がきっかけ。
一度目は、「gdgd妖精s」での役割の多さから2期の際に連名での監督の肩書きを望んだものの、上の意向と合わず、脚本から退くという形に。
これだけでも十分「うーん?」というところはあるのですが、その後自力で結果を出したことは事実ですから……。
ただ、ツイッターやブログでの発言から「かなり際どいライン」と感じていた人もいたのではないかと思っています。
2ヶ月ほど前に触れた騒動の際の西野氏のように、絶妙なところで人に不快感を与える言葉遣いをしてくる人、だと自分は捉えています。
kyoukaze.hatenablog.com


今回の炎上の全てのきっかけ

恐らく、今回の炎上に至るすべてのきっかけが、二回目の肩書きを捨てたことでしょう。
それは「てさぐれ!部活もの」の監督を突如降りたということ。

元々1期の途中で好評なことから連続して2期目というハードスケジュールで行われたアニメですが、大変好評で実質3期目としてコラボ作品「てさぐれ!部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう」が放送。
キャストの調整なども満足に行かない様子が作中からも伝わっていたのですが、そんな最中での突然の辞任劇。
辞めた本人以外誰一人スタッフが触れない辺り当時からしても闇の深さを感じられました。

本人はブログで「字コンテや映像演出指示も先にお伝えしてありますので(半分くらいしか守られていませんが)、」と触れているなど暗に製作側との確執が仄めかされているところです。

刺激ビリビリ(The Biribiri Fantasy): ご報告とお詫び

当時は「映像製作側と何かあったんだろう」という見解も多く見られていました。
この後に本人はヤオヨロズを去り、それ以外の製作スタッフは残っていたことを踏まえると本人と製作側との何かしらの問題があった、というのは間違いないのではないかと思います。
その後、「なりあがーるず」を製作も思ったように反響が伸びなかったところに追い討ちのように嵐がやってきます。


そう、「けものフレンズ」です。
kyoukaze.hatenablog.com
監督のたつき氏、プロデューサーの福原氏といった、てさぐれ時代のメンバーが作った作品が、一気にムーブメントを作りました。
先ほど触れた中でも「映像演出」等について触れられている通り、当時もアニメーション製作の中心にいたわけですが、まさか本人が去った後の作品がここまで話題を呼ぶことになるとは……。

本人以外の口からは多くは語られてないものの、明らかに円満に別れたようには見えない本人にとって、これは非常に悔しいところはあったんじゃないかと思います。
一方で、上手くいかない状況から、炎上の契機となるツイートの前に呟かれた「これはまったくもって僕の不徳の致すところだ。」というのがあるのかと思われます。

一応当時も監督を退いた後のラジオで彼のことを「コッ」と呼ぶキャスト陣などいましたが、良くも悪くもその経緯を知っていることでしょう。
実際、あるキャストからは「二度目の逃亡」について触れられていました。
しかし、まさかA坂さん、後にその逃げた監督が自分のブログで読んだ本の作者とクラウドファンディングで出資した作品の無料公開について、ツイッターでバトルを繰り広げることになるとは思いもしませんでしたが……。
そして漫画家にネタにされた結果コラボ作品で敵を討たれたと思えば、その漫画の作者に殴られたキャラがアニメに登場するとは……。

炎上する原因は間違いなく本人にある

しかし、今回の炎上は中々根が深いと触れましたが、全ての原因は本人にあるのだろうと思っています。
前々からツイッターでの発言等が問題視されることもありましたが、今回は完全にスイッチが入ったんだろうと思います。
特にクリエイターの給料と言う問題は最近話題になりましたし、つい2ヶ月前に西野氏の件であったばかり。発言の中で「奴隷解放すればいいの?」と煽っているところからして詳細を知っているとみていいはず。
……で、これをやらかしてしまうのか。とため息が出そうです。
元々ツイッターやらブログやらやってはいけないタイプの人だと思っていたので、今回の件は起こるべきして起こったことだと思うのですが、本人がそのことを分かっていなさそうなのがなんともいえないところ。

個人的には誰でも良いので早く彼からツイッターを取り上げて、と思うところなのですが、誰か本当にいないのか。
これ以上株を落とすことで作品のイメージを下げないで欲しいものです。

追記

まさかこのブログを投稿して1時間も経たないうちに本人の口からツイッター辞めると出るとは…。
流石に色々口走っていましたし、誰かしらが本人に言ったのでしょうか。
最終的にアカウントを消すことで自体は急速に沈静化を迎えることになることでしょうが、この一見は尾を引くことになりそうです。

…と思いつつ、きっと彼のことだからブログに書いているだろうなと思って調べてみたら案の定。

刺激ビリビリ(The Biribiri Fantasy): Twitterをやめてみました。

うん…そうですね…