一口馬主デビューしました。
さて、皆様ご無沙汰しております。
やよいです。
昨今はコロナウイルス流行により緊急事態宣言も出て外出自粛をする中で、非常に悶々とした日々を過ごしていました。
皆様も同じような方が多いのではないかと思います。
さて、タイトルにもあるのですが、わたくしこの度一口馬主デビューいたしました。
そもそも一口馬主ってなんぞや
事細かに書くと非常にややこしくなるのでwikipediaのリンクを貼っておきます。
要するに「ファンド」ということで投資のようなもの。
とは言っても、儲けるためのものというわけではないのも大事なところでしょうか。
もしかすると、儲けたい!という思いで出資している方もいるのではないかと思いますが、私に関しては後述しますがそんなところは二の次に考えています。
というか、儲けたいなら一口馬主に手を出すより絶対効率のいいものあるでしょ。
一口馬主になることを決めるまで
一口馬主については、と触れましたがどうして出資に至ったのかということを触れておかねばなりません。
競馬との関わり
元々、昔からテレビの競馬中継をたまにみる程度には関心がありました。
とは言っても、馬の名前はおろかレースの名称もよく分かっていませんでした。
ただ、ダラーっとレースを見る。それだけでした。
そんな私が競馬と最初に関わったのが、ばんえい競馬でした。
ばんえい競馬という存在はネットでその名前を見たことだけはありましたが、詳しく知ったのはアニメ化もされた漫画「銀の匙」。
ばんえい競馬が登場する話がありまして、そこで一気に興味を持ったのでした。
北海道に旅行に行く際、どうにかしてばんえい競馬を見に行こうと行程にねじ込み、見に行くことにしました。
そういうわけで、生まれてはじめて訪れた競馬場が、帯広競馬場でした。
この時に、ばんえい競馬の存在を最初に知ったきっかけである個人協賛をさせていただき、些細ながら協賛金を出させていただいています。
その時に見たのは、テレビでみた中央競馬とは違った、パワフルな競馬。
競馬場に一日中いてもいいくらい、ばんえい競馬の魅力を感じていました。
ウマ娘、ダビマス、そして
ばんえい競馬を楽しんだものの、中央競馬やその他の地方競馬には足を向けることはありませんでした。
なんというか、面白いんだけど、普通の競馬を見に行っても楽しめるか分からない…そんな先入観もあったためでしょう。
そんな私の心を動かしたのが、ウマ娘でした。
アニメを見て、往年の名馬たちのことを知り、競馬への興味が強くなったのです。
なんけ、アニメで登場した世代だと、サイレンススズカこそ認知はしていましたが、スペシャルウィークですらさっぱりわからないというレベルの理解度。
基本的にアニメに影響される人間なのです、自分。
そんな中、競馬のゲームに興味を持ちまして始めたのがダービースタリオンマスターズ(以下ダビマス)。
というか、あのゲームが始まっていればそっちでやっていたんでしょうけど、いつまでも始まりませんし…なんで2年も事前登録してんだ(
このゲームで馬の知識は明らかに増えたんじゃないかと思います。最初はよく分かってなかったけど。
このゲームでは2月第1週に繁殖牝馬を購入できるセールがあるのですが、この時に名牝としてリストにあり、気になって購入したのがシーザリオでした。
後に深い関わりを持つことになるとは知らずに…。
ちょうど主に活動している「ニコ鉄」という界隈で競馬好きが何人もいて予想もしていたのですが、そんなメンバーから小倉競馬に誘われたのが昨年の2月でした。
初めての中央競馬の競馬場。
レースはともかく、眼前で広がるそのレースの迫力はとても語りきれるものではありません。
単に文才がないとも言う。
程なくして、POGをやらないかという話が舞い込んできます。
おそらく、これが大きな転換点でした。
POGをはじめて
POGのドラフトでは、馬の血統も何も良くわからない中、ドラ1で母で唯一詳しかったシーザリオの仔を指名しました。
他にも、とにかく分からないなりに選んだのですが、この時はこれからここまで一喜一憂することになるとは思っていませんでした。
馬のことも詳しくない、での楽しそうだしやってみるかと言ってはじめたものの、気まぐれな人間なものですから途中中だるみするのではと思い、ツイッターだけでは飽きてしまうかもしれない。
そう考え、近況報告も兼ねたブログを合わせて始めることにしました。
期間が始まって一ヶ月が経ち、指名馬であったブルトガングという馬が腰フラで安楽死となってしまいました。
その際のショックは、今考えると既に指名馬への愛着の強さが大きかったんじゃないかと感じています。
その後も、レースで指名馬が負けた相手のことを調べたりして、馬についての知識も素人に毛が生えたレベルですが、増えていっていたんじゃないかなと。
一口馬主への興味
冬になる頃、ふと一口馬主への興味を持つようになっていました。
突然思ったというわけではなく、フォロワーに一口馬主を始めたという方がいまして。
それが競馬とは違うところからフォローしていた三瀬の人という…やっぱり野球と競馬って近いところにあるんすよね。
それも相まって興味が出てきたのでした。
しかし、かんたんに手を出せるものではありません。
そんなこともあり、なんとなく気になる程度でしかありませんでした。
そんな中今年の三月でした。
Twitterのプロモーション広告を見て、一気に思いがなびきました。
しかし、馬代金がタダなのかあ、と思い踏みとどまります。
そこから二ヶ月近く悩んだ末に、出資することを決めるのですが…。
一口馬主になりました
悩んだ末に出資を決めた私。
出資までに必要なことと言っても、わざわざ書くまでもないのですが、馬を選んだ決めても含めて書こうかなと。
特別無料提供とクラブへの不信感
まあ、クラブ名も伏せる意味もないですし、まだタイミングの都合上請求がきていませんから書いている時点では実感もまだないんですけど堂々と書いてしまおうかと思います。
今回、出資を決めたのは「京都サラブレッドクラブ(以下京サラ」。
最初から乗り気ではなかったことは上記の通りでした。
「いや、馬代金が無料って、要するに走らない馬のメシ代を払わせたいんでは?」という不信感のほうが真っ先にありまして。
タダより高いものはない、という言葉がある通り、絶対に裏があるはず。
とはいえ、一口馬主には興味がありましたから、サイトを見て考えることにしました。
…うーん、良くわかんねえな?
そもそも競馬に本格的に関わって一年ほどの人間に血統面なんて分かりません。
とりあえず、なにか無駄にリヤンドファミユなる馬を推してる辺りきな臭いなという印象しか受けてませんでした。
しかし、無料ではないモーリス産駒に目が移ります。
この時点で今年デビューする世代の馬のことを調べ始めてはいたので、モーリスの存在は認知していました。
ただ、4×3のインブリードの重要性は分かっているかよくわからない状態、その後の桜花賞辺りに認識を深めることになるのですがそれはまた別のお話。
結局ズルズルと決めきれず4月になっていました。
その頃、全く別の界隈のとあるフォロワーと出会います。
これは、正直ここに書ける経緯じゃないのですが、その人の家族が一口馬主をしており、そこで誘われたのです。
そこで無料募集の馬としていいよ、と紹介されたのが今回出資した馬でした。
京サラって…?
元々「ニューワールドレーシング」という名で設立され、今年の2月に現体制となって再出発を果たしています。
その前身、調べたところ評判の悪いこと悪いこと。
これほど悪評が高いのは去年の伝説となった某フレンズな冬アニメ以来に見ました。
体制が変わった…とはいえ、その新代表でさえ評判が悪い。
しかし、前身が掲げていたクラシックを目指すことを捨て、短距離やダートを目指すコンセプト自体はかなり好みなんですよね。
そこが、悩んだ理由ではありました。
それでも、結局手を出したのは、ある意味で人柱になるつもりがあったから。
まあ、大きな期待はしていませんけど…。
出資馬の紹介
今回、出資したのはゴールドヴァレーの18、牝馬です。
名前は「ロックオンエイム」となっております。
父アドマイヤムーンは国内外のG1を3勝した馬。
競馬ファンならまあ、いろんな意味で知られている馬でしょう。
母ゴールドヴァレー自身は未勝利ですが、その妹ノーワンはG2フィリーズレビューを勝利しています。
父親の成績の割に、産駒はスプリンター適正のある馬が多いので、おそらく当馬も短距離向きなのかなと思われます。
芝かダートかは分かりかねますが…。
それと、モーリス産駒としてアルマーズビコーの18の募集があり、そちらにも申し込みをしています。
サンデーサイレンスの4×3に興味があるので…。
本当にこの会社は大丈夫なのか?
出資申し込みをしたあと、Webでの手続きは完了しまして、一週間後が過ぎた頃に書面での申し込み手続き用紙が届きました。
その封筒には前身の「ニューワールドレーシング」の表記が…。かなり残ってる封筒が多そうな気配が。
申し込みに記入して、翌日郵送しました。
しばらくして、サイト上でも表示されるようになり、手続きが終わったみたいだな、と見ていました。
そして、プレスで手続きがうまく行かず引き落としできてないというものが。
私は直接関係ない期間ですが、いや普通にファンド扱ってて経理関係危うくないか…?
そんなことを心配しつつ今月に入り、再び書面が届きました。
もしかして、アルマーズビコーのやつかな?と思い開封。
しかし、中にはとっくに返送したはずのゴールドヴァレーの申し込み手続き書類が…同じものが2度も届きました。
しかも一ヶ月ほど空いています。
「おいおいこの会社どうかしてるだろ」と思いつつも、もしかすると返送が出来てないのかも?とサイトでお問い合わせをしました。
届いているのを確認してから送ろうな?とは思いつつも、なるほど、これはひどい。
この会社、果てして大丈夫なのだろうか。
そして、保有することになる二頭は無事に走ってくれるでしょうか。
色々と不安なところもありますが、POGのようにゆっくり見守りたいとは思っています。
p.s.やっぱりノルマンディーに興味があります。